ポーターズ
勤怠管理システム「ポーターズ」の特徴や対応できる機能のほか、口コミ評判(導入事例)を説明します。また、派遣元・派遣先・派遣社員から見た導入のメリットも解説します。
ポーターズの特徴
ポーターズは「HRBC スタッフィング」という人材派遣事業者向けに最適化されたクラウド型マッチングシステムを提供しています。HRBC スタッフィングは「稼働数」「利益」を最大化するためにユーザーをサポートする総合管理システムです。複数機能を備えており、オプション機能として勤怠管理も含まれています。
「求人と求職者の一元管理とマッチング」「2重、3重入力をなくす」「業務プロセスの標準化」「「可視化できるシステム」というHRBC スタッフィングのシステムに加え、勤怠管理や請求管理機能が加わり業務効率を高めます。
ポーターズのできること
- 求人・求職者の一元管理とマッチング
- 2重3重入力を削減
- 業務プロセスの標準化と可視化
- 契約、勤怠、請求、支払いの管理と処理という人材派遣基幹システムとの連携
ポーターズの費用
- 初期導入費用:0
- 月額:15,000円/1ユーザー(11ID以降7,500円)
- その他:オプション・各種設定費用
- HRBC ConnectAPI:月額30,000円(アクセス回数15万まで)
※超過1万単位毎に月額 2,000円加算
※開発用テスト環境:50,000円(3か月間) - PORTERS IMEXA pplicant import CV-Parsing:初期設定費用:25,000円
立場別に見るポーターズ導入のメリット
派遣元のメリット
HRBC スタッフィングは求人と求職者の一元管理を実現します。検索やマッチングを簡単に行なえますし、マイページによる構築運用も可能です。2重、3重入力を減らすことで生産性向上をサポート。人材派遣業務の工程や、管理のチェック、派遣業務と紹介予定派遣のプロセス管理もできます。
勤怠管理に関しては、終了時間に基づいた請求用と支払い用の端数処理や、所定内週40時間超計算、時間外月60時間超計算に対応できます。
請求や回収処理機能として、売上計算処理と、請求書発行の処理、回収消込処理や月2回請求にも対応できるのです。
派遣先のメリット
派遣先は勤怠管理のミスを減らし、より正確で適切な管理ができます。意図していない長時間労働や休憩の有無を容易に把握できるため労働環境の改善にもつながるのです。
また、HRBC スタッフィングは勤怠管理以外の機能も充実しています。派遣元は就業スタッフの経験やスキルなどを把握しやすくなるでしょう。稼働数継続率、非稼働スタッフの把握、新規登録スタッフの稼働開始率などがわかりやすくなり、求人に対し、精度が高く、より多くの選択肢から人材を紹介できるようになります。求める人材のマッチングという面でも、派遣先のメリットにつながるのです。
派遣社員のメリット
求職者と求人のスピーディなマッチングが期待できます。派遣会社側は同一画面で求人票と求人を映せる機能があるため比較検討も簡単になるからです。求職者のニーズを把握できます。それは派遣社員が求める派遣先を紹介してもらいやすくなるのです。
また、勤怠管理業務の負担が少なくなればミスも減り、労働環境の正確な把握と改善にもつながります。
ポーターズの導入事例
導入したとき、クラウドというシステムは最先端で、どこからでもログインできたのがよかったです。顧客情報はHRBCのクラウド管理のためセキュリティ面でも安心できました。誰が使っても同じように使える操作性も魅力で、コンサルタント歴が浅いスタッフでもすぐに使えるようになれたのがよかったです。
参照元:ポーターズ株式会社公式HP(https://hrbc.porters.jp/case/detail/id=623)
導入前は、書類推薦、内定まで40日程度はかかっていたように思います。それが約30日になりました。これは25%の短縮率です。エントリーの返事が止まっている、案件の紹介ができていない方はエクセルで管理していました。対応しようとすると、複数人で1時間ほどかけていたのです。HRBC導入後は、データを抽出し、該当する候補者に一斉に連絡できるようになりました。スタッフも週に1時間程度かける程度で済んでいます。
参照元:ポーターズ株式会社公式HP(https://hrbc.porters.jp/case/detail/id=623)
導入前は集計作業をしようとすると、1日かかるのは普通でした。HRBCを導入してレポート機能を使えば、1~2時間程度で済むようになってよかったです。全体的に業務効率は上がったように思います。
参照元:ポーターズ株式会社公式HP(https://hrbc.porters.jp/case/detail/id=550)
派遣の勤怠管理に対応したシステム4選
派遣と勤怠管理に対応した4システムを100人あたりの月額費用を算出。デジシート:1人390円~、e-naviタイムシート[派遣]:1人400円(100人以下の場合)、staff-one(スタッフワン):30,000円(100人以下の場合)と保守料金20,000円、かえる勤怠管理[派遣]:5,000円×派遣先数から20派遣先5人で、算出しています。(2020年9月28日時点)
勤怠管理システム | デジシート公式HP | e-naviタイムシート[派遣]公式HP | staff-one公式HP | かえる勤怠管理[派遣]公式HP |
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月額費用/100人 | 39,000円 | 40,000円 | 50,000円 | 100,000円 |
対応できる機能数 | 9種類 | 6種類 | 5種類 | 4種類 |
リアルタイム勤怠管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
勤怠表のCSV出力 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
派遣先からの オンライン承認 |
〇 | 〇 | 〇 | - |
多様な就業形態に 対応可能 |
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派遣社員・ 派遣先の情報管理 |
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残業アラート | 〇 | 〇 | - | - |
勤務シフトの管理 | 〇 | - | - | - |
携帯GPS管理 | 〇 | 〇 | - | 〇 |
サポート体制 | 〇 | 〇 | - | 〇 |