派遣社員へのハラスメント
派遣社員の労働形態や雇用内容を規定した労働者派遣法では、いわゆる「ハラスメント」の扱いに対しても説明がされています。派遣社員に対するハラスメントの種類や起きる理由、ハラスメントが起きた際の派遣社員・派遣先企業側の対応をまとめました。
なぜ派遣社員へのハラスメントが起こるのか?
派遣社員が派遣先企業でパワハラ・セクハラ・モラハラといったハラスメント被害を受けている事例は後を絶ちません。派遣元である派遣会社は、派遣社員の苦情に対応して社員を派遣先企業から守る義務を負っています。
派遣社員は待遇や給料の面で正社員と違う点がいくつもあり、ときには正社員よりも大きな仕事を任されることもあります。こうした正社員と派遣社員の格差を引き合いに出して、派遣先企業の社員がハラスメントを行うといったケースは少なくありません。
- 派遣社員を正社員よりも下の立場だと見下している
- 派遣社員に仕事を横取りされた気分になっている
- 派遣社員を自社に侵入してきた「よそ者」扱いしている
正社員は派遣社員に対して以上のような感情を抱くことがあり、これが派遣社員へのハラスメントに発展しているのです。
ハラスメントの種類
単に「ハラスメント」と言っても、その種類は様々です。有名なハラスメントの種類は以下の3つ。
パワーハラスメント
加害者側が被害者と自分の間に優劣をつけて、威圧的な態度で相手を脅かすハラスメントのことを言います。例えば「自分は上司だぞ」と前置きして理不尽な要求をしたり、相手が断れないのを良いことに無理難題を押し付けたり…。時には「辞職させるぞ」と脅すような場合もあります。
パワーハラスメントは精神的な攻撃だけではなく、暴力に訴える身体的な攻撃による嫌がらせに発展することもあります。
セクシャルハラスメント
被害者と加害者の間の立場は関係なく、性的な嫌がらせを受けている場合が該当します。主に女性がターゲットになりやすいですが、もちろん男性が被害に遭うこともあり得ます。
職務上の立場を利用して性的な関係を要求したり、職場内で性的な言動により被害者に不快な気分を与えたりといった嫌がらせです。
モラルハラスメント
被害者と加害者の立場には関係なく、精神的な嫌がらせが職場内で起きる状況をモラルハラスメントと言います。「大人のいじめ」と称されることもあります。誹謗中傷や相手にとって侮辱的な陰口・噂が広まったり、プライベートに干渉したり、仕事を妨害もしくは押しつけたりといった事例が挙げられます。
モラルハラスメントの内容はセクシャルハラスメントやパワーハラスメントと重なることもある他、周囲に気づかれにくいケースもあるため注意が必要です。
【社員側】ハラスメントにあったらどうする?
もしも派遣社員が派遣先企業でハラスメントに遭ってしまったら、絶対に泣き寝入りせず行動しましょう。まずは派遣会社のスタッフに相談して、労働環境の改善や派遣先企業への交渉を要求してください。上司の変更や部署移動で問題が解決される場合もあります。
派遣会社が思ったような行動をしてくれなかった場合には、派遣先企業の担当者に相談する手もあります。申し立てを行い、被害に遭っていることを訴えましょう。
相談や訴えに確実に応じて貰うためには、証拠を集めておくのがおすすめです。ハラスメントの現場を録音したり、メールやSNSの記録を取ったり、日記や業務日報も証拠として利用できます。うつ状態に陥った場合には、医師の診断書も有力な証拠になります。
【派遣先企業】ハラスメントを防ぐためには?
派遣社員を受け入れる上で、社員同士が知らない間にハラスメント問題を起こしてしまうリスクは低くありません。ハラスメントは加害者が無自覚に行ってしまう場合もあるため、まずはどんな言動がハラスメントに繋がるのか、認識を統一するためのハラスメント研修を行うなどして社員とハラスメントへの意識を共有しておきましょう。
また、ハラスメント被害者がいつでも相談できる窓口を設けておくことも大切です。派遣社員には相談窓口を利用できることを伝えておき、部署移動や上司の変更といった、万が一の対策も事前に考えておきましょう。
人材派遣タイプ別
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様々な業界に案件を持つ 「総合派遣型」には… |
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※1 利用者数や仕様により変動
※2 1ユーザー1,000円固定
※3 ボリュームディスカウント方式
※4 機能数により変動
※5 機能の記載はあるが詳細が見当たらない場合は「△」、記載も無い場合は「-」としています。
