ハケンの管理 派遣勤怠管理システム比較 » おさえておきたい労働者派遣法の基本とは? » タイムカードで打刻するメリット・デメリット

公開日: |更新日:

タイムカードで打刻するメリット・デメリット

タイムカードでの打刻は、従来式の打刻方法としては、最もオーソドックスな方法のひとつです。使い方は至ってシンプル。出勤および退勤時に、タイムレコーダーにカードを挿入ればOKです。最近では、テクノロジーが発展を遂げるなか、他にも便利な打刻方法が登場・普及していますが、どれを選択しても、やはりメリットとデメリットの両面を併せ持っているという点では、共通しています。このページでは、勤怠管理としてタイムカードを利用する場合のメリットとデメリットについて、それぞれ紹介しています。

タイムカードで打刻するメリット

メリットその1 使用方法がシンプル

タイムカードは、いわば「アナログタイプの勤怠管理ツール」ともいえる打刻用アイテムです。かつては、もっとも一般的に多くの企業で導入されていたので、年配の社員が多いオフィスでは、皆がストレスなく利用できるというメリットがあります。

また、あまりタイムカードになじみのない若い世代の社員にとっても、使用方法がタイムレコーダーにタイムカードを挿入するのみ、というシンプルさですから、使用手順に関する複雑な説明は必要ありません。

メリットその2 低コスト

コストがあまりかからないという点が、もうひとつの大きなメリットです。基本的には、従業員数と同じ枚数のタイムカード、インクがセットされているタイムレコーダーが1台あれば充分です。タイムカード導入時に必要となる費用は、これだけです。

毎月、あるいは一定期間ごとに必要となるの固定費としては、タイムレコーダーに使う電気代、タイムカードに打刻するためのインク代、そしてタイムカード代の3点が挙げられますが、トータルでもそれほど多くのコストがかかるものではありません。

タイムカードで打刻するデメリット

デメリットその1 管理するのに手間がかかる

管理にかかる手間が小さいとはいえないのが、タイムカードのデメリットです。労働基準法第109条の「記録の保存」を守るためには、タイムカードのような書類を3年間は保存しなくてはなりません。一定期間の打刻が済むとタイムカードを新しくしなくてはならないので、社員のタイムカードは1人につき1枚というわけではないため、整理して保管しておくスペースの確保が必要となります。

また、本社などの別のオフィスで勤怠状況を集計する場合は、タイムカードを発送するなどの業務も生じます。

デメリットその2 打刻漏れが起こりやすい

すべての出勤・退勤時に漏れなくタイムカードに打刻する必要がありますが、ついうっかりしてその作業をし忘れてしまう可能性もあります。正確な時刻の打刻が求められますから、気づいたときに打刻する、というわけにもいかないのが難点だといえます。

あるいは、退勤時のタイムカードを打刻したあとに、急遽残業をしなくてはならない状況が発生しないとも限りません。そのような場合、サービス残業となってしまわないように、なんらかのシステムづくりが必要となります。

人材派遣向け
勤怠管理システム一覧を見る

また、このサイトでは、派遣の勤怠管理に悩む方に向けて、労働者派遣法に関する情報や派遣会社向け勤怠管理システムを紹介しています。
下記ページ当サイトでは目的や状況別にオススメの派遣会社向け勤怠管理システムを3つピックアップ。
対応している機能や価格も比較しているので、勤怠管理システムの導入を検討されている方は、是非参考にしてみてください。

Dispatch management
月額×機能で比較!
派遣の勤怠管理に対応したシステム3選
自社に合った
派遣会社向け勤怠管理システム
変則勤務のような
複雑なシフト形態の管理なら
デジシート
デジシート公式HPキャプチャ
引用元:デジシート公式HP
(https://www.huapp.co.jp/service/digisheetdispatched/)
特徴
  • 派遣企業・派遣社員ごとの情報管理や、勤務パターン・勤務シフトを設定できる
  • 残業時間の警告や週40時間超の労働時間の残業計上などをシステムが自動で行う
単発スタッフの管理を
強化するなら
e心伝心
e心伝心公式HPキャプチャ
引用元:e心伝心公式HP
(https://e-densin.jp/)
特徴
  • 派遣スタッフの「出勤状況」だけでなく、「出発」「前日確認」まで管理が出来る
  • モーニングコールによる派遣スタッフの起床確認も対応
勤怠管理システムの
費用削減を図るなら
ハーモス勤怠
ハーモス勤怠公式HPキャプチャ
引用元:ハーモス勤怠公式HP
(https://hrmos.co/kintai/)
特徴
  • 一人当たりにかかる料金が100円~(31人以上利用の場合)
  • 「日次勤怠」「承認」等といった基本機能のみを備えたシンプルなシステム
会社名・サービス名 デジシート公式HP e心伝心公式HP ハーモス勤怠公式HP
月額費用/100人 39,000円 30,000円 10,000円
勤怠管理
オンラインで勤怠承認 - -
スケジュール管理
契約管理 別システムにて可能 別システムにて可能
給与計算 別システムにて可能
モバイル対応
他システムとの連携 外部勤務データの取り込み - SLACK,LINEを使った打刻
リアルタイムでの勤怠管理
残業時間の計上・残業時間超過の警告
※警告はオプション
-
勤務パターンを複数登録できる - -
遅刻を防止する機能 -
※オプション
-
会社名・サービス名 デジシート公式HP e心伝心公式HP ハーモス勤怠公式HP