kincone(キンコン)
kincone(キンコン)は、交通系ICカードを端末にタッチするだけで勤怠情報や交通費も同時に管理できるクラウド型の勤怠管理、交通費精算ソリューションです。IOS、Android端末があればすぐに導入できます。
kincone(キンコン)の機能・できること
主な機能
- ICカード打刻、Slack打刻、Chatwork打刻、アプリ打刻など多彩な打刻方法を実装。
- 個人単位、部署単位での出退勤状況の確認。
- 打刻忘れ、残業時間超過、承認待ちなどを知らせるアラート機能を搭載。
- Webブラウザやアプリからの打刻時に位置情報が取得でき、不正打刻を防止可能。
- 有給休暇や半休、平日を定休日にするなど、フレキシブルな設定が可能です。
その他の機能・システム
- 多様な就業形態に対応:〇
- 勤務シフトの管理:〇
- 残業アラート:〇
- クラウド型かオンプレミス型か:クラウド型
- 他システムとの連携可否:〇
kincone(キンコン)の導入費用・料金
- 初期費用:無料
- 月額料金:200円(税別)/1従業員(最最低ご利用人数:5従業員)
オフィスで利用しているPCやタブレット端末、従業員のスマートフォンなどを使用して打刻する場合、初期費用はかかりません。月額料金は1従業員200円(税別)。最低利用人数は5名のため、月額1,000円(税抜)から利用可能です。
スタッフが4名以下の場合も、利用料金は月額1,000円(税抜)かかりますが、契約できないわけではありません。また利用人数に上限がないため、数多くの派遣社員を抱える規模の大きい会社にもおすすめです。
支払い方法は月払いのほか、年払いも選択可能。年払いの場合は5%割引が適用され、よりお得に利用できます。
kincone(キンコン)のサポート体制
kincone(キンコン)にサポートデスクが用意されているかは、公式サイトに記載がありませんでしたが、誰でもメールで直接問い合わせられるようになっています。また、よくある質問への回答やトラブルシューティングが紹介されているほか、チャットボットによる対応機能がついていました。
kincone(キンコン)の特徴
カードリーダーとiOS端末、NFC対応のAndroid端末だけでスタートでき、更に交通系ICカードを端末にタッチするだけで、勤怠情報のみでなく、交通費の情報も同時に読み取る事ができます。
また、他社のサービスであるSlackやChatworkと連携する事ができ、チャットで打刻が可能です。更に不正防止機能も付いており、GPSから位置情報を読み取ったり、従業員が手入力で新規入力・編集したデータについても、出退勤・交通費共に青く表示され、管理者からも確認することができます。
打刻状況を知らせてくれる
社外からWEB打刻を行った場合、打刻した場所を地図上で確認する機能がついているほか、打刻漏れや申告漏れ、残業時間超過が起きた際のアラート機能がついています。地図上での打刻確認は在宅勤務や営業担当者の勤怠管理に活かせるでしょう。アラートの設定も自由度が高く、勤務間インターバル制度に活用できます。
労働時間がひと目で分かる
kincone(キンコン)は、クラウド型サービスなので、さまざまなデバイスから月間の勤務時間や日数を画面上に表示できるようになっています。法定外残業も集計できるので、月の労働時間や残業時間をひと目で把握するのに最適です。CSVファイルとして出力もできるため、勤務管理を効率化できます。
Webで書類や給与情報を閲覧できる
SuicaやPASMOなどの交通系ICカードやモバイルアプリから、利用した交通機関情報を自動で登録できるようになっています。改札駅の入場や退場の情報と運賃情報も自動登録されるため、交通費の精算業務を大幅に削減できます。現金支払いのデータ登録や修正は、クラウド上から操作可能。Webカレンダーと訪問先情報を連携できるため、申請の手間も大幅に削減できます。
kincone(キンコン)の導入事例・口コミ評判
(前略)「kincone」導入時の稟議申請で、紙代や人件費を年間142万円削減ができると試算していましたが実際は150万円以上削減できていると思います。
各工程のリーダーが一番喜んでいるんじゃないでしょうか。毎月(導入前は)「締め日が来てほしくない」と嘆いていましたから(苦笑)。(後略)
(前略)kinconeはダッシュボード画面で基準の労働時間を超えてしまいそうな方を予めこちらで把握できるので、事前の声かけが出来るようになりました。
半月毎のタイミングで、労働時間がこのままだと怪しい人には「大丈夫ですか?」とフォローしたり、必要であれば面談を設定することができたりします。
従業員自身の勤怠画面でも、今月の労働時間が概算で表示されているので「自分でも意識できるようになりました」っていう声は聞いてますね。(後略)
(前略)出退勤や休暇の管理、交通費などの労務関連の情報を集約できて、管理がシンプルになったと感じています。
さらに他ツールとの連動性もいいので勤怠管理(kincone)で取得できたデータをkintone上に連携した上で、さらに他の業務のデータと組み合わせて、業務の改善やデータ活用ができると思っています。(後略)
(前略)3社ほどトライアル登録してみましたが、どれも設定の段階でげんなりしました、複雑で。実際のメンバーが勤怠登録するところまで巻き込んでトライアルしたのはkinconeだけでした。それくらい、kinconeはUIもシンプルで使い方もわかりやすいです。(後略)
交通費では、テレワークでも管理しやすいのがいいです。コロナ以前は定期を利用していたんですが、コロナ以後はテレワークも導入しています。以前は定期にしろ、どこかに営業に出かけるにしろ、都度現金精算でした。それが、導入後はワンタッチで簡単に明細が残り、月1回の振り込みになったので、申請する側も経理も管理が楽になりました。
とにかくシンプルです。パッと画面を見た感じの分かりやすさとクリックだけで必要な操作を終えることができる点が気に入っています。また画面遷移も極力させないようになっている設計も良いですね。社内ではKinconeとSlackを連携しているため、専用のチャンネルで「作業します」「お疲れ様でした」と投稿すれば出退勤(打刻)完了します。
交通費の読取機能の中でも、通勤定期の範囲をきちんと除いた部分のみが反映されるので無駄な申請が減った。勤怠も、自分の残業時間が現在どれくらいあるのかが、分単位で出てるので分かりやすく、有給残数なども、社員各自で管理することが出来る部分では社員からも好評です。
立場別に見るkincone(キンコン)導入のメリット
派遣元のメリット
交通系ICカードも勤務管理に使えるため、交通費の管理も簡単にできます。また、クラウド上で管理されているため、費用対効果も高くなり、必要工数も少なくなりました。
派遣先のメリット
クラウド上で勤怠の管理を行う事により、打刻漏れ、申請漏れのチェックが簡単にできます。深夜手当や残業時間の特定なども簡単に把握できるので、従業員の労働状況の確認もスムーズに行う事ができます。
派遣社員のメリット
専用アプリやWEB打刻、外部システムであるチャット打刻にも対応しているため、普段使用しているツールで打刻できます。
kincone(キンコン)の操作画面イメージ
勤怠一覧画面
ダッシュボード
勤務間インターバルの設定
残業アラート登録
kincone(キンコン)の運営会社情報
- 運営会社名:株式会社ソウルウェア
- 本社所在地:京都豊島区西池袋1-11-1 メトロポリタンプラザビル14F
- 電話番号:公式HPに記載なし
- 問い合わせ時間:平日10:00~16:00
派遣の勤怠管理に対応したシステム3選
派遣会社向け勤怠管理システム
複雑なシフト形態の管理なら
- 派遣企業・派遣社員ごとの情報管理や、勤務パターン・勤務シフトを設定できる
- 残業時間の警告や週40時間超の労働時間の残業計上などをシステムが自動で行う
強化するなら
- 派遣スタッフの「出勤状況」だけでなく、「出発」「前日確認」まで管理が出来る
- モーニングコールによる派遣スタッフの起床確認も対応
費用削減を図るなら
- 一人当たりにかかる料金が100円~(31人以上利用の場合)
- 「日次勤怠」「承認」等といった基本機能のみを備えたシンプルなシステム
会社名・サービス名 | デジシート公式HP | e心伝心公式HP | ハーモス勤怠公式HP |
---|---|---|---|
月額費用/100人 | 39,000円 | 30,000円 | 10,000円 |
勤怠管理 | 〇 | 〇 | 〇 |
オンラインで勤怠承認 | 〇 | - | - |
スケジュール管理 | 〇 | 〇 | 〇 |
契約管理 | 別システムにて可能 | 〇 | 別システムにて可能 |
給与計算 | 〇 | 〇 | 別システムにて可能 |
モバイル対応 | 〇 | 〇 | 〇 |
他システムとの連携 | 外部勤務データの取り込み | - | SLACK,LINEを使った打刻 |
リアルタイムでの勤怠管理 | 〇 | 〇 | 〇 |
残業時間の計上・残業時間超過の警告 | 〇 ※警告はオプション |
- | 〇 |
勤務パターンを複数登録できる | 〇 | - | - |
遅刻を防止する機能 | - | 〇 ※オプション |
- |
会社名・サービス名 | デジシート公式HP | e心伝心公式HP | ハーモス勤怠公式HP |